10月17日午後9時から、ドラマ明日の約束がスタートしますね。井上真央さんが2年ぶりの連続ドラマ復帰とのことで、話題になっています。今回のドラマで井上さんは、高校のカウンセラーというなかなか難しい役柄を演じます。
ドラマの内容も、男子生徒の不可解な死の真相をめぐる、ヒューマンミステリーになるようです。そんな話題のドラマ、明日の約束には、原作の小説はあるのか?調べてみました。すると驚く事実が判明したのです。早速紐を解いていきましょう。

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明日の約束ドラマ原作はこれ!

ドラマ明日の約束の原作は、「モンスターマザー:長野・丸子実業<いじめ自殺事件>教師たちの闘い」というノンフィクションです。
横浜市出身のジャーナリスト、 福田ますみ氏が実際に起こった事件を取材して執筆したこの本は、第22回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞を受賞しています。

2005年12月、長野県の丸子実業高校に通う1年生で、バレー部員の男子生徒が、自宅で首をつり死亡しました。

男子生徒の母親は、かけつけた学校関係者を半狂乱で責めたて、マスコミに対して、息子の自殺の原因は部活内のいじめであると訴えます。

そして、母親は学校やバレー部などに損害賠償を求める訴訟を起こし、校長を殺人罪で告訴したのです。

この「丸子実業高校バレーボール部員自殺事件」は、部活動でのいじめが原因だとして大々的に報道され、新聞やTVのニュースで取り上げられました。


http://blog.livedoor.jp/yutatakayama/archives/cat

母親は弁護士や県議会議員を味方につけ、世間も母親に同情し、学校側を激しく非難します。
マスコミの報道もそれを後押しし、学校の教師たち、自殺した生徒の同級生や保護者は、精神的に追い込まれてしまいます。

しかし、教師たちや保護者たちは、真実を追求し、母親と戦うことを決意するのでした。

やがて、母親の言動に疑問を感じたジャーナリストたちが、男子生徒についての取材を進めるうちに、思いがけない事実が明らかになっていったのです。

明日の約束ドラマ原作の事件の真相がヤバい!

それでは、ドラマ明日の約束の原作になった「モンスターマザー」に描かれた事件の真相とは、一体どういうものだったのでしょうか。

明日の約束の原作「モンスターマザー」では、当初、男子生徒の自殺の原因だとされていたバレー部内のいじめなどは存在しなく、母親に精神的に追い込まれたことが自殺の原因だったことが明かされていきます。

自殺した男子生徒は、過去に2回家出していました。
2度目の家出の後、母親は、家出の原因は担任の言葉にあると主張し、自宅に来た教師たちを怒鳴り散らし、男子生徒が東京で見つかった後も、学校に対する攻撃を続けたのです。

しかし実際の家出の原因は、男子生徒が「バレー部をやめたい」と言ったことに対し、母親が「だったら学校もやめて死んで」と言ったことでした。

http://photozou.jp/photo/show/2068982/110254377

その後男子生徒は不登校になり、約1か月後再び登校した時に、「お母さんが怖くて家に帰りたくなかった」と教師に告げます。

学校に来られなかったのも、母親から家事全般をやらされていたからだったことが明らかになります。

母親は、男子生徒を虐待しており、自分が家出の原因であるにも関わらず、そのことを隠すため、責任を学校に押し付けようとしていたのです。

男子生徒の自殺後、母親は、いじめが原因であるとして校長を殺人罪で刑事告訴し、学校やバレー部に対しては損害賠償を求める民事訴訟を起こしていました。

しかしその後、校長は不起訴になり、学校やバレー部が訴えられた民事訴訟でも、長野地裁はいじめが原因ではなく学校側に自殺についての責任はない、という判決を下したのです。

さらに、判決の中では、男子生徒の自殺について、母親の責任であることがほのめかされていたのでした。

母親は、男子生徒の自殺について、自分が被害者であると訴えながら、実は男子生徒を自殺に追いやった加害者であり、それにもかかわらずその罪を学校にかぶせようとしていたのです。

明日の約束ドラマ原作の結末は?

ドラマ「明日の約束」の原作「モンスターマザー」によると、母親は、バレー部から損害賠償を求める裁判を起こされて敗訴し、関係者に賠償金を払うことを命じられます。
また、校長から名誉棄損で訴えられた裁判でも敗れ、慰謝料と謝罪広告を出すことを命じられました。

しかし、その後も母親は賠償金や慰謝料を一切払わず、謝罪広告も出していないようです。

母親が訴えていた、男子生徒がバレー部の先輩にいじめられていたというのも、事実ではありませんでした。

男子生徒のポケットには「お母さんがねたので死にます」と書かれた遺書が入っていましたが、これも、本当は「お母さんがやだので死にます」と書かれていたのではないかとされています。

男子生徒の住む地方では、「やだかった」「やだから」という言葉を使うらしいのです。

そして実は以前から、教師らや児童相談所により、異常な言動をとる母親から男子生徒を引き離し、救い出そうとする計画が進んでいたのでした。

男子生徒は、相談員に、一時保護の間、母親に見つからずに教師らと連絡を取る方法についても訪ねていたのです。

12月5日以降この計画を実行しようとしていましたが、6日の朝に男子生徒は自ら命を絶ってしまったのでした。

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モンスターマザーの異常性

ドラマ明日の約束の原作「モンスターマザー」を読み進めるうち、男子生徒の母親の異常性が明らかにされていきます。

実は、男子生徒の自殺の以前から、学校はこの母親の常軌を逸した行動や言動に悩まされていたのです。

男子生徒は過去に2回家出をしていましたが、1度目の家出のあとに担任が母親に理由を尋ねると、財布からお金が無くなったことを男子生徒のせいと思いこんだ母親が、出て行けと言ったことが原因でした。

そして、2度目の家出の時から母親は異常な言動を取るようになっていきます。

母親は、前日に担任が男子生徒に夏休みの課題を出していないことを指摘したことが家出の原因だとして、担任に対し、「辞めろ」、「交代しろ」、などと暴言を吐きます。

結局男子生徒は東京で見つかりますが、そのあとも母親は担任に退職を迫ったり、校長に謝罪を要求したりと、学校への攻撃をやめませんでした。

しかし結局、家出の原因は、バレー部をやめたいと言った男子生徒に対し、母親が、「死んで」と言ったためだったのです。

家出ののち、男子生徒は教師に、「お母さんが怖くて家に帰りたくなかった。遠いところに行けば、お母さんに見つからないと思った」と語っていました。

さらに、この母親は、3回離婚しており、男子生徒は、1人目の夫との子供でした。

2番目の夫は、母親から暴力や暴言を受けて離婚し、3番目の夫も、結婚後わずか5か月で、逃げるように家を出て離婚しています。

過去に母親の周囲の人々は精神科に相談したことがありましたが、母親には、「境界性人格障害」の疑いがありました。

別名、境界性パーソナリティー障害ともいわれ、気分や感情がめまぐるしく変わり、感情のブレーキがきかず、自傷行為を起こしたりする障害です。

そして母親は男子生徒に日常的に暴言を吐いており、幼いころから風呂に入れない、食事を与えないなどの虐待をしていたのです。

その様子を知っていた近所の親戚や友達、その保護者たちは男子生徒のことを心配していました。

一度、友達が男性生徒に家に泊まりに来るように誘ったときは、母親も一緒についてきたようです。

男子生徒は2度も家出をし、母親から逃れようとしましたが、逃げることは叶いませんでした。

周囲の人々も心配し、母親と男子生徒を引き離す計画を進めていましたが、救い出すことはできず、結局男子生徒は自ら命を絶ってしまうという、辛い結末になってしまったのです。

明日の約束ドラマ展開は?

「モンスターマザー」で描かれた実話をベースにしたオリジナルドラマ、明日の約束でも、男子生徒が不可解な死を遂げるという事件が起こります。

そして井上真央さんが演じる主人公の日向が、この事件の真相を探っていくようです。

日向は高校のカウンセラーなので、亡くなってしまう男子生徒以外の生徒が抱える問題の解決についても描かれていくのでしょう。
ドラマの中では、日向自身も、「毒親」の母親の過干渉に悩んでいるという設定なので、そのあたりも男子生徒の母親の「毒親」ぶりと重ねながら詳しく描かれていきそうです。

男子生徒は日向に好きですと告白した翌日に亡くなるようなので、男子生徒の母親は、その死を日向のせいにして、責め立てるのかもしれません。
日向が追い詰められながらも真実を追っていくことによって、男子生徒の死の真相が、少しずつ明かされていくのだと思います。

やがて男子生徒の母親の異常性が浮き彫りになり、母親が学校に対し起こした裁判や、逆に学校側が母親を訴えた裁判について、描かれるのではないでしょうか。

最終的には、実話の通り学校側が全面勝訴し、男子生徒の自殺は母親が原因だと認められ、日向自身も悩まされていた「毒親」の母親との関係から、解放されるのだと思います。

ドラマ「明日の約束」の原作「モンスターマザー」によると母親は結局改心していないようですが、ドラマでは、自分のしたことを悔いるなど、少し救いのある結末になるかもしれません。

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