男子高校生の謎の死を始めとし、さまざまな「毒親」の登場、次々あらわれる謎など、衝撃的な展開から目を離せない、明日の約束。タイトルの「明日の約束」とは、一体どのような意味があるのでしょうか。Twitterなどでは、その意味がヤバい?!と話題になっています。このドラマでの「明日の約束」がどのような意味を持っているのか?調べてみたら深い意味があったんです。

明日の約束意味は?➀圭吾が恐れた明日とは

明日の約束1話で、圭吾の口から「明日」についての言葉が出ています。

家出したという圭吾を探していた日向は、圭吾の幼なじみの香澄に会い、圭吾が「明日が来るのが怖い」と言っていたという話を聞きます。

その後、圭吾を見つけた日向は明日が来るのが怖い理由について尋ね、圭吾から「変わらないから。変わったとしても、たぶん・・」という言葉を聞くのです。

圭吾はなぜ明日が来るのが怖かったのでしょうか。

圭吾はバスケ部やクラスで無視されるなどのいじめを受け、母親の真紀子は度を過ぎる愛情で、圭吾を支配し、行動を制限していました。

公式サイトのチェインストーリ1.5話は死の前日、一人で思い出の場所をめぐる圭吾を描いています。

最後に学校に行き、一人で夜の教室にいた圭吾は、クラスメイトの陰口や、自分を呼ぶ真紀子の声を思い出し、叫んでいます。

最終話で日向が真紀子に言ったように、圭吾は今とは違う明日を求めていたのでしょう。

日向に告白したのも、日向と一緒なら何か変わると思ったのかもしれません。

しかし、結局、何も言わず、誰のことも責めずに命を絶ってしまいました。

最終話で、日向と面会した香澄は、圭吾が「明日が来るのが怖い」と言っていた意味を、もう死ぬと決めていたから、自分のいない明日が来るのが怖かったのでは、自分のいない世界で皆がどうなるのかが怖かったのではないか、と話します。

香澄の言う通り、心優しい圭吾は、自分の死後に、周りの人々が罪悪感を感じたり、苦しんだりすることを恐れたのかもしれません。

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明日の約束意味は?➁日向と母の約束

日向は、幼いころから、母・尚子との交換日記をさせられていました。

明日の約束の意味は日向と日向の母親との約束の意味もありました。

尚子の母は「明日の約束」というタイトルをつけたノートを日向に渡し、「ママに口答えしない」など、明日の日向が尚子に対し守るべき約束を書いていました。

1話のラストで登場したこのノートは、まさに尚子の毒親ぶりを示すもので、タイトルの意味と結び付けて恐怖した視聴者は多かったようです。

公式サイトのチェインストーリー9.5話によると、日向と尚子のこのノートのやりとりは日向が12歳になるまで続いていました。

尚子から押し付けられる理不尽な明日の約束を守り続け、いつも尚子が最後に付け加える「ママは日向が大好きです」の言葉に、「日向もママが大好きです」と答え続けた日向。

しかし、12歳の時に公園で仲の良い母と娘が遊ぶ様子を見た日向は、それから尚子に返事を書くことをやめ、「明日の約束」ノートのやり取りは途切れたのです。

尚子が書いていた明日の約束「日向はママを一生愛し続ける」に返事を書かないまま、現在に至った日向。

しかし、最終回で、家を出ることを決意した日向は、尚子に今まで言えなかった自分の気持ちをはっきりと告げ、明日の約束ノートにも、17年越しの返事を書きます。

「明日の約束 私は、私のために生きていきます」

その言葉を残し、日向は、尚子と決別し、一人飛び立って行きます。

ずっと日向を縛り続けた尚子の明日の約束でしたが、今の日向は自分自身のために、尚子と、明日の約束をすることができたのでした。

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明日の約束 意味は?➂圭吾と香澄の約束

明日の約束公式サイトのチェインストーリー8.5話によると、圭吾が香澄の代わりに望月朱里を階段から突き落として復讐した日、家に帰りたくない圭吾は、香澄と共にホテルに泊まったようです。

そこで香澄は、家族とうまく言っていないことを話し、家に閉じこもっていると自分がカフカの「変身」の虫になったような気分になる、と言います。

香澄は、ある日朝起きて虫になっていた主人公は、家族から忌み嫌われ、部屋に閉じ込められて、最後は死んでしまうのだと話します。

そして、主人公が死んだ後、家族は幸せになるという、胸糞悪い話だと言うのでした。

主人公が自分の死を受け入れ、消え失せなくてはならないと思っていたと聞いた圭吾は、「幸せだったんだね、虫は」と答えます。

そして、虫は家族が好きだったからこそ、好きでいてもらえない自分になったのが苦しかったんだと語ります。

その後、朱里を階段から突き落とした罰で、明日起きたら虫になっていたらどうしよう、という圭吾に、香澄は、私のためにやってくれたことだから、私は嫌いにならないと答えます。

それを聞いた圭吾は、「じゃあ、何か理由があって僕が自殺したら?」と呟き、香澄は「その理由を作った奴に、私が仕返しする、約束する」と言って、圭吾を後ろから抱きしめたのでした。

圭吾と香澄にとっての明日の約束とは、圭吾が自殺したら、理由を作った相手に香澄が仕返しをするという約束だったのです。

圭吾が自ら命を絶った後、香澄はこの時の約束を、守ろうとしていたのです。

明日の約束意味は?➃日向が生徒達に話した約束の意味

退職することを決めた日向は、全校生徒の前で、最後の挨拶をします。

そこで、「今回の出来事の中で、今一番許せない人物がいます」と話しだします。

日向の言う許せない人物とは、自殺した圭吾自身のことでした。

日向は、圭吾に生きるために助けを求めてほしかったと言います。

そして生徒達に、自殺を現実から逃げるための手段と思ってほしくないこと、悩みや苦しみから生きて逃げる勇気を持って、生きることから逃げさえしなければやりなおせることを訴えたのです。

そして、たとえ幸せが約束された明日ではなかったとしても、明日も生きているということが何より大切だと信じてほしい。と締めくくったのでした。

最終話で主人公の日向自身から語られた明日の約束の意味とは、辛いことがあっても、たとえ明日の幸せが約束されていなくても、自分を大切にし、明日も生きていくことを約束してほしいということでした。

毒親・尚子の束縛に苦しみ、しかし逃げてでも生きる道を選んだ日向の言葉は説得力があり、視聴者の心にも強く訴えてくるものでした。

高校生の自殺という衝撃的なテーマを扱った明日の約束というドラマが、訴えたかったことも、この日向の言葉にあらわれているのかもしれません。

明日の約束意味のまとめ

自分がいなくなった明日が来るのを恐れた圭吾、尚子が日向を縛り続けた「明日の約束」ノート、圭吾と香澄がしていた、圭吾が死んだら香澄が復讐するという「明日の約束」。

そして日向が生徒たちに訴えた、辛いことがあっても、明日も生きていくという「明日の約束。」

ドラマの中には、さまざまな「明日の約束」が登場しました。

圭吾の死後、日向をはじめとする登場人物たちは、犯人探しをしたり、誰かを責めたり、罪悪感にさいなまれたり、復讐に走ったり、命を絶とうとしたりなど、それぞれに傷つき、苦しんできました。

しかし、結局圭吾の死の本当の理由は分からず、大事なのは犯人探しではないと分かった今、それぞれが前を向き、明日へ踏み出そうとしています。

日向が生徒達に話した、辛いことがあっても、生きていればやり直しができるということを表しているかのようです。

圭吾の死をはじめとして、衝撃的な展開が続いた明日の約束ですが、今苦しんでいる人々に、生き続けることの大切さを訴えるドラマだったと思います。

日向が訴えた、明日も生き続けるという「明日の約束」意味こそが、このドラマのテーマだったのですね。

➡明日の約束原作がヤバい!

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